にしあわくら in 森、道、市場2019
2019
今回2度目の出店となります、西粟倉村エリアです。
森に囲まれた小さな村、
西粟倉の空気を、味を、風景を、香りを、お届けします。
愉快でおもしろい出店者にくわえ、今回はお子さまが遊べる場所と、
西粟倉の手仕事品をあつめたお土産屋さん、
座ってごはんを食べられたりのんびりできる場所もちょこっとこしらえます。
ぜひ、ふらりと遊びにきてください。西粟倉のみんなでゆるりと歓迎いたします。
にしあわくらって?
西粟倉ってなんだ?というみなさまに。
「にしあわくらそん」と読みます、
小さな村に私たちは住んでいます。 スギとヒノキの森林が95%を占める、
人口約1500人ほどの村です。
岡山県ではありますが、車を30分ほど走らせるとすぐお隣は鳥取県や兵庫県。
山のすぐ近くなので、冬は根深い雪で覆われ、
秋は稲穂がこんがりきつね色に、夏は蛍が舞いおどり、
春はミツマタの黄色く可愛らしい花が山を彩ります。
山はいつだってはっきりとした緑で、安心します。
5月のこの時期は水田がとてもきれいです。
山には鹿や猪、たぬきやイタチなどが駆けまわり、
お家の蛇口をひねればごくごく飲めるほど美味しい山水があります。
村内にはコンビニがなく、昔ながらの商店や八百屋があります。
そこに、他からの移り住んだ人が、日本酒屋さん、油屋さん、
帽子屋さん、木工の家具屋さんなど、
これまた珍しいお店をつくったりしているので、本当に不思議な村です。
都市部からの移住者も年々増えているのですが、
ちょうど良い距離と温度であたたかく見守ってくれている人たちがいます。
そんな昔から住んでいる地元の方に、
西粟倉の魅力をたずねるとみんな決まってこう言います。
「何もない」と。
ここには、ただただ、いつもの生活があるだけです。
なんてことないけれど、心地よい。
そして、なによりもまず、
愉しい人たちがたくさんいることが魅力なのです。
みんなそれぞれに、のびのびと黙々と好きを追求しながら、
日々やっています。
今回、森道市場に出店する人たちも、そんな面白い人たちです。
出店者紹介
[ あわくら温泉元湯 ]
子どもが走りまわるにぎやかな音と、川のせせらぎをBGMに。
「子どもの笑顔が中心の大きな家」をコンセプトとした、天然温泉つきゲストハウスです。
お子さまも大人の方も安心して楽しめますように。
ベビーベットや授乳室もご用意しております。
温泉は村内でとれる薪を使ってボイラーで沸かしています。
併設のカフェ&レストランでは、
神戸のフレンチシェフ監修メニューを提供しております。
日が暮れる頃には、村民の方の日常と、
訪れる旅人の非日常が交わる交流拠点となることもしばしばです。
今回「森、道、市場」では、薪火をつかったお料理を提供します。
フレンチシェフ監修のレシピでとっておきのお肉料理を、
おやつはマシュマロを炙ったり、はさんでスモアにしたり。
お好みの炙り具合で召し上がれ。
西粟倉のスギやヒノキのこうばしい香りもいっしょに味わってください。
そのほか、普段は店頭でしか買えない
オリジナルの元湯雑貨も持っていきます。
ぜひ、立ち話していってくださいな。
出店情報
https://mori-michi-ichiba.info/2019_awakura/
[ ablabo. ]
ごま油やひまわり油など、植物オイルの製造専門の油屋です。
93歳の師匠から引き継いだ伝統製法で、
薬も添加物も使わない「味のある油」をつくっています。
油は潤滑油ではなく、調味料。
味のある油は使うことで料理に深みやコクをだして、
いつものごはんをワンランクアップさせてくれる、魔法の調味料です。
今回は油の販売だけでなく、
おいしいごま油でつくるポップコーンもご用意しています。
手軽にポップコーンをつまんでみて、
おいしいなと思ったらぜひオイルのテイスティングもしてみてください。
それぞれの油は味がまったく違って楽しいので、
油の世界に引き込まれること間違いなし!
そしてぜひ油マニアな私たちと油トークしましょう!
会場で、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています。
出店情報
https://mori-michi-ichiba.info/2019_ablabo/
[ 西粟倉・森の学校 ]
岡山県北の人口1,500人のちいさな村・西粟倉村の材木屋です。
ワリバシ1膳からDIYキット、
住宅用内装材まで国産材に特化したモノづくりに取り組んでいます。
今回は、木のやわらかな薫りとやさしい手触りを楽しめる
木製雑貨を販売予定。
今回の「森、道、市場2019」でしか買えない商品も多数お持ちします。
昨年大好評だった丸太の輪切りやシカの角も販売します。
木や森がすこし身近になるきっかけをお届けします。
出店情報
https://mori-michi-ichiba.info/2019_mori/
▼西粟倉・森の学校はこんな会社です
[ 森のうなぎ ]
岡山県の北東部。
日本海と瀬戸内海の海岸を結んだちょうど真ん中あたりに、
西粟倉村があります。
村の面積の約 95% が山林という田舎です。
そんな山奥で、うなぎを育てはじめました。
——森からはじまる、地域の中での循環——
森のうなぎは、村内の廃校を利用してうなぎの養殖・加工をしています。
養殖は体育館で、給食室を蒲焼の加工場として活用しています。
冬の間は、うなぎの水槽を温めるために
木質バイオマスボイラーを稼働しています。
村内の木材加工上からでる端材や、
村内で使用された間伐材の割り箸を回収して
うなぎを育てる燃料として活用しています。
また、運動場には、
河川が浄化されていく仕組みを応用したろ過装置を設置し、
養殖で出た水をほとんど流すことなく、循環型の養殖を行っています。
そして、ビニールハウスでは、うなぎの残渣を肥料にした野菜の栽培もしています。
環境への配慮は、安全・美味しさと同じくらい私たちが大切にしていることです。
——うなぎを通じて共生社会へ——
私たちは、生き物が大好きな「いきもの係」の集まりです。
養殖期に生き物とたわむれた日々を過ごし、
特別なことなどなくても、その日自体が幸せだったことを知っています。
科学技術がすごいスピードで発展していく中で、
その頃身近だった生き物は減少しつつありますが、
農林水産業の組み合わせや創意工夫によって、
子どもたちにもよういう世界を残せると信じ、
実現するために集まりました。
——なぜ、うなぎなのか?——
うなぎの養殖は、自然と切り離されたものではなく、
天然の稚魚を捕獲・育成し販売するというものです。
そのため、今後もうなぎを食べ続けていくには、適切な資源管理が欠かせません。
また、海から川、川から海へと大冒険するうなぎは、地球環境をはかるものさしです。
僕たちがうなぎからいだたく「生きる力」を、
「うなぎが生き続けられる」ために使うことで、
うなぎを食べる幸せとうなぎを育てる幸せの循環をつくりたいと考えています。
うなぎがこれからも行き続けられる環境の先に、
多様な人と生き物が楽しく共生する未来を描いています。
出店情報
https://mori-michi-ichiba.info/2019_moriunagi/
[ 株式会社ようび ]
人口約1,500人 森林率95% 岡山県の小さな村、西粟倉村で
家具や暮らしの道具をつくっています。
無垢の素材、伝統的な木組みの技術を 活かしつつ、
現代の暮らしにあったものを、一つ一つ、
心を込めて、丁寧につくり、お届けします。
ようびのものづくりは、顔が見え、背景が見え、
想いが伝わるものづくりでありたいと思います。
その縁はきっと、笑顔や豊かな未来の風景につながっていきます。
今回「森、道、市場」では、
杉の丸太を使った印刷Tシャツやエコバックを作って、
持ち帰っていただくワークショップを行います!
オリジナルの森グッズを作ってみませんか?
縁(ゆかり)はなくても、縁(えん)は結べるもの。
だんだん豊かになっていく自然の恵みを、喜び合い、分かち合いたい。
そんな想いを共有する縁を、「森、道、市場」でも広げていけたらと思います。
出店情報
https://mori-michi-ichiba.info/2019_youbi/
[ 帽子屋UKIYO ]
UKIYOは、「ぼうしってたのしい」をコンセプトに、
デザイン、パターン、裁断、縫製までを、
一貫して姉妹で行なっている帽子ブランドです。
キッズサイズがメインですが、
親子お揃いで被れるように、大人サイズも展開しております。
帽子を通して沢山の「たのしい」をお届けしたいと思っております。