<森、道、市場のコンセプト「空間」>
森、道、市場の「空間」は、“空” 気感と “間” 合いを意味します。
その土地が持つ魅力や時代の変化といった五感で感じることのできる空気感、人と人、人と自然、人と食、人と作品、人と音楽など、それぞれの関係性(間)に気持ちの良い距離感や心の変化が生まれてくることを大切にしています。
こうした「空間」をバランスよく調和したイベントが「森、道、市場」です。
この世界には、私たちがまだ知らない、そして気づいていない素晴らしいアイディアが存在しています。
「森、道、市場
は、そうしたアイディアをニュートラルな立ち位置で、次世代を担う人たちに向けて、多様な選択肢の一つとして継承していきます。
<森、道、市場がおこなってきたこと、残したもの>
「森、道、市場」は営利を目的とせず、来場者に対して最大限の還元を心がけてきた結果、たくさんの方々の支持を受け、今のカタチを創り上げることができました。市場、音楽についてはジャンルを問わずに「良きもの」をセレクトし、お客様、出店者、演者、一人一人の“個性”を大切にしながら、これらがつながり「森、道、市場」という社会性を帯びた“共同体”になってきました。
そして、少しずつではありますが、「森、道、市場」誕生の地である三ヶ根山含む蒲郡の認知度も高まり、地域の資源が再び活用され、地域の貢献にもつながってきたことと思います。
また、2013秋の岡崎会場では、実現こそできなかったものの、これまで一般利用が困難であった河川敷における有料イベントやキャンプとしての活用とそのガイドラインを定めていく布石となりました。
一人一人の力は小さいかもしれませんが、森道市場というイベントを通して社会的な影響力を与えていることを実感しました。
<これからの森、道、市場>
「森、道、市場」は誰かのものでもなく、みんなが活用するものだと思っております。
イベント開催地域における、地域資源の再発見や認知度の向上の足掛かりとなり、地域の発展や持続といったものへ展開していきます。
そして前回よりどこかに置きっぱなしになっているたくさんの笑顔を抱え、今回の「森、道、市場」に、みんなの1年分の喜びを集めていきます。
私たちが忘れてしまった大切なものを、森、道、市場を通して感じて頂き、みなさまの日常をよりよいものにしてもらいたいと願っています。
森、道、市場実行委員会