定食& ミュージックフェスティバル
ひとり事務局のトミヤマカズヤスマキです。
埼玉県の川口市にて始まった局所的極小フェス、通称「定食フェス」。
川口市を飛び出し、森、道、市場にて
エリアをプロデュースすることになりました。
今回は素晴らしいライブのお供に、関東を中心に美味しい軽食を携え
「軽食& ミュージックフェスティバル」
として森、道、市場におじゃまいたします。
僕は夫婦でヘブンズテーブルという小さなパン屋と教室をやっています。
自家製の酵母にこだわり、果物、野菜、ハーブ、茶葉、
いろんな酵母のパンをつくります。
様々な酵母のパンとドリンクで軽食フェスに出店いたします。
お店を始めて今年で1 1 年目になります。
その中でいろんなイベントに出店させていただきました。
僕たちにとってイベント出店は単なる商いの場ではなく、
出会いの場でもあるのです。
自分で定食フェスというイベントを始めたのも
各地でのイベント出店があったからだと思います。
今日、紹介する軽食フェス出店者さんは
いろんなイベントを通じて知り合った方々です。
そして、食べものに対してとても真摯な方々です。
僕たちヘブンズテーブルはご要望があれば全国各地に出店に伺います。
栃木県鹿沼市で開催されている
ネコヤド商店街というイベントに出店した時のことです。
噂には聞いていたあるひとりの男性と出会いました。
日光珈琲の風間さんです。
北関東独特の人懐こい空気感を身にまとった素敵な方です。
その後いろんなイベントでご一緒させていただきました。
ある年の夏、野外で出店されていた日光珈琲のブースに遊びに伺いました。
もちろん日光珈琲焙煎のコーヒもいただいたのですが、
その時にとんでもなく美味しいものをいただきました。
かき氷です。
そのかき氷こそ日光珈琲の夏を代表するメニュー
「四代目氷屋徳次郎」の天然氷を使ったかき氷でした。
シャリシャリでそれでいてふんわりとした食感は天然氷ならではのもの。
あっという間に口の中で溶けていき、最後には、
「ああ、もう君はいないんだ… 」
という切なさまで感じさせるかき氷です。
5 月の初夏を感じさせる蒲郡の砂浜で日光珈琲のかき氷をお届けします。
音楽と砂浜とかき氷。
まったくもって間違いない組み合わせをお楽しみください。
イベント出店の前日は仕込みや準備で睡眠不足、疲労困憊。
クタクタになりながら会場に向かいます。
忙しさもひと段落してくると、ふと思います。
ああ、マサラが足りない、と。
漂うスパイスの香りが僕らの頭を覚醒させます。
青山でとある出店をしていた時に
野毛山カレーさんのカレーをいただきました。
マサラが不足していた僕の心は満たされて、
あまつさえ何か偉業を達成したような気分になるのです。
野毛山カレーハイ。
僕はそう呼んでいます。
僕らの友人がたまたま野毛山カレーの宮田さんと友達で今回、
お声をかけさせていただきました。
憧れのロックスターにファンレターを出したようなものです。
お返事をいただいた際には、
興奮のあまり、その日の夕食をカレーにしたのはいうまでもありません。
軽食フェスでは、ライブに疲れたあなたにマサラを注入してくれますよ。
きっと、5 月の蒲郡の砂浜には
太陽の日差しが燦々と輝いているのでしょう。
軽食フェスにも太陽がいます。
初めてお会いした時のw a t o さんの笑顔の暖かさは忘れられません。
その笑顔には打算や下心などは一切なく、ただ楽しいから笑っている。
そんな笑顔なんです。
そうまるで太陽のような。
空に浮かぶ太陽の日差しを燦々とうけたお野菜が、
w a t o さんの太陽の笑顔に再び照らされます。
僕はw a t o さんのつくるスープが好きです。
やさしくじっくりと食材の旨みが溶けだしたスープ。
満足なる一杯をいただいた時に僕は感じます。
ああ、お腹の中に太陽が生まれた、と。
森、道、市場には太陽が2 つ存在します。
空から、お腹からみなさんを照らします。
ハムの化身のような人だな。 初めて会った時に思いました。
「あなたは食べものでできている」
という言葉があります。
あなたの心と体はすべて何を食べてきたか、で決まるというのです。
そして僕はこうも思います。
「食べものはあなたでできている」と。
城田さんがソーセージの化身にみえる理由は、
城田さんがつくるソーセージにあります。
群馬県吾妻郡の片桐農場の、城田さんの大学時代の同級生が
大切に育てた豚を必要最低限の添加物で作った、
安心・安全・おいしい、自家製ハム・ソーセージ。
ソーセージも城田さんもやさしい顔をしているのです。
定食フェスは過去3 回開催しているのですが、
毎回出店くださっています。
そして僕たちが出店するイベントで必ず一緒になる城田さん。
ある時は多摩川の河川敷で、ある時は団地の広場で、
香ばしい炭の香りを漂わせます。
森、道、市場の会場で炭の香りを感じたら、
それはソーセージチャンスですよ。
名物、ぐるぐるうずまくソーセージ
「うずまきちゃん」をぜひ味わってください。
小野田さん、コイケさん2 号、セイシロウ、坪田さん、オツキサマ…
これは一体なんのことなんでしょう?
実はこちらはカフェt o j o さんの自家製酵母の名前なんです。
それはある普通の夜のこと。
インターネットで見つけた一軒のカフェ。
トロンボーン奏者である店主のことや
お店にある古いギターアンプがすごく気になって
いつか行ってみたいなあと思いました。
とあるイベントで出店が一緒になって、心密かに興奮していました。
打ち上げでt o j o さんが話しかけてくれました。
その席で僕はあるパフォーマンスをしたのですが、
そのパフォーマンスをすごく褒めてくれたのです。
僕たちも自家製の酵母でパンを焼くのですが、
c a f é t o j o さんのような遊び心のある酵母の名前を聞いて
なんだかワクワクしたのです。
人の名前のような酵母はそれぞれ何からおこした酵母なのか?
クイズの正解は、軽食フェスブースで
c a f é t o j o さんにお答えいただきましょう!
今日は軽食フェスエリアに出店してくださる方々から
僕がイベントで知り合った方々を紹介いたしました。
いずれの方々も信頼する大切な仲間です。
食べものに真摯に向き合い、それでいてユーモアを忘れない方々です。
軽食フェスのステージ上では
素晴らしいミュージシャンのライブが繰り広げられますが、
フードエリアでも素晴らしい料理家のライブが繰り広げられています。
お腹が空いたら、ぜひ軽食フェスエリアまでどうぞ!
次回は、埼玉県のとあるカフェで知り合った
仲間たちをご紹介いたします。